奥野運輸のよもやま話~第10回~

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皆さんこんにちは!
奥野運輸有限会社、更新担当の富山です。

 

 

プロが守る!一般貨物運送の鉄則5ヵ条

~安全・信頼・効率のすべてを支える基本とは~

今回は、物流業界の現場で日々奮闘する方々に向けて、**一般貨物運送業の“鉄則5ヵ条”**をご紹介します。

「事故ゼロ」も「信頼維持」も、毎日の“地味な積み重ね”の上に成り立っています。
だからこそ、どんな現場でも揺るがない「鉄則」が必要なんです。


鉄則①:積み荷は“運ぶ前に守る”が鉄則

 

積載の段階からすべては始まっています。
荷崩れや破損を防ぐためには、以下の要素を絶対におろそかにしないこと。

  • 荷締め・ラッシングの確認

  • 荷重バランス(前後左右)

  • 積載重量・車両総重量の確認

  • 雨濡れ・温度変化への対策

積み荷の安全は「走る前」に決まる。これがプロドライバーの第一鉄則です。


鉄則②:“運転よりも“点検”が先

 

安全運転はもちろん大前提ですが、その前にやるべきこと――それが日常点検です。

  • タイヤの空気圧・摩耗

  • ブレーキ・ライト類の作動

  • オイル・冷却水・燃料残量

  • 荷台扉・パレット台車の安全確認

「まだ走れるから大丈夫」ではなく、「不安要素を残さない」ことが信頼につながります。


鉄則③:“時間通り”より“無事故第一”

 

納品時間は大切ですが、それ以上に大切なのが「無事故で運ぶこと」。
焦りや無理な追い越し、過積載、長時間運転による疲労運転は、すべて事故のリスク要因です。

時間を守ることよりも、命と信頼を守ること。
その意識がある会社こそ、長く信頼される会社になります。


鉄則④:“伝票・確認作業”を徹底すべし

 

積み込み・荷下ろしの際にミスが多いのが「伝票の取り違え」「積み忘れ・降ろし忘れ」です。
これを防ぐには、紙やシステムの種類に関わらず:

  • 伝票と積荷の照合

  • 積込前後のダブルチェック

  • 納品先での受領確認

  • サイン・押印の保存

“書類で仕事を締める”習慣が、あとで自分自身を守ってくれます。


鉄則⑤:“運送業はサービス業”という意識を持つ

 

トラックを運転する仕事は、ただ物を運ぶだけではありません。
お客様と接する“会社の顔”であることを忘れてはいけません。

  • 挨拶・身だしなみ

  • 納品先での丁寧な対応

  • 荷主や他業者との円滑な連携

運送は「人と人をつなぐ仕事」です。だからこそ、コミュニケーション能力も立派なスキルです。


■ まとめ:鉄則を守る人が、信頼されるドライバーになる

 

一般貨物運送の現場は、暑くても寒くても、雨でも雪でも、毎日止まることはありません。
そして、決して派手ではないけれど、日本の経済と暮らしを支える最前線に立っています。

だからこそ、現場で働くすべての人に、この鉄則5ヵ条を胸に刻んでほしいのです。

「安全・正確・誠実」――その積み重ねが、次の仕事を呼び、信頼をつなぎ、会社の未来をつくっていきます。

 

 

次回もお楽しみに!

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