皆さんこんにちは!
福井県吉田郡を拠点に一般貨物運送業、産業廃棄物収集運搬などを行っている
奥野運輸有限会社、更新担当の富山です。
ドライバーの1日!収集運搬のリアルな流れ
産業廃棄物の収集運搬に欠かせないのが、日々現場を走り続けるドライバーです。
安全に廃棄物を運ぶためには、徹底した準備と流れに沿った作業が必要です。
ここでは、ドライバーの1日のスケジュールを時系列で追いながら、そのリアルな仕事の流れをご紹介します。
朝の点呼と車両点検
1日の始まりは会社での点呼から。健康状態の確認やアルコールチェック、安全指示の共有を受けます。
その後、車両点検を行い、タイヤ・ブレーキ・油量・荷台の状態を入念にチェック。産業廃棄物を運ぶ車両は重量や危険物を扱うこともあるため、些細な不具合も見逃せません。
積み込み作業
現場に到着したら、廃棄物の種類に応じて積み込みを行います。コンクリート片など重量物は重機を使用、廃プラスチックや木くずなどは手作業やフォークリフトで対応します。
この際、分別状況の確認や積載バランスの調整が重要。過積載や偏った積み方は走行中の事故につながるため、ドライバーと現場作業員が連携して丁寧に作業します。
運搬中の安全運転
積み込みが終わると、処分場や中間処理施設に向けて運搬します。廃棄物は重量や性質によって挙動が変わるため、急ブレーキや急ハンドルは厳禁。交通ルールを守りつつ、カーブや坂道では慎重な運転が求められます。
特に市街地を通過する際は歩行者や自転車への配慮、夜間運搬では視認性の確保も欠かせません。
処分場への搬入
処分場や中間処理施設に到着すると、搬入受付を行い、指定された場所で荷下ろしを行います。
廃油や薬品など危険物の場合は、処分場の担当者と一緒に内容物を確認しながら慎重に荷下ろしを進めます。安全確認を怠らないことが、処理の第一歩です。
書類作成と帰社
収集運搬には必ずマニフェスト(産業廃棄物管理票)が必要です。搬入後には処理内容を記録し、法令に基づき管理します。
その後、会社に戻って日報を作成。車両の点検を再度行い、次の日に備えて終了です。
まとめ
ドライバーの1日は、点呼・点検から始まり、積み込み・運搬・処分・記録といった流れで成り立っています。安全を最優先にしながら、現場や処分場との連携を保ち、責任を持って廃棄物を届けることが使命です。
目立たない仕事に見えますが、社会の衛生と環境を守るうえで欠かせない存在――それが収集運搬ドライバーです。
次回もお楽しみに!
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